兵庫県芦屋市のアットホームな英語教室

ある日急にアメリカの入国審査で英語のジョークをいえたわけではない話

「英語を話せていいですね。笑いながらアメリカ人と話せてすご~い」

英語を話す環境にいたアメリカ系エアラインのクルー時代、アメリカ人クルーだけでなくどこの国籍の方とも英語をベースに接客していたころ、私にとって英語を話すことは当たり前に楽しいことでした。
アメリカの入国審査で、事務的で強面の審査官にでも最後には明るく接することで笑顔でHave a nice day!を言えた時には、英語で喋れるって楽しいなっていつも思っていました。でも、私はフォニックスを習っていたわけでもなく、英語をどうやって話せるようになったかなんてあまり深く考えたことはありませんでした。すべて経験をもとに、あっこういうときにはこうやって表現すればいいんだ、こうやって話すリズムでいいんだ、とアメリカ人クルーやお客様の表現を自分なりに取り入れて吸収していた気がします。少々間違っても、日本語の癖があっても、私が話す英語を受け入れてくれていました。コミュニケーションを楽しみながら英語を身につけていました。

あれから何年もたち、今の時代英語を身につけることが以前より重要視され、学校でも小学校から英語が教科としてとりいれられ、英語が単なる特別なことではなく、習いごとやおうち英語としてより身近にとりいれることが多くなりましたね。子供のころから英語を出来る環境を作れるんです。

そんななか、英語を学ぶ上で良く聞くのが、「フォニックス」。

これからの時代英語が出来るのが当たり前の時代になるから、なんか聞いた感じ、音の響きも、フォニックスをしてるってなんかかっこよくて、どこか英語が出来るイメージ。

 

フォニックスってなに?

周りのお母様に聞いてみました。ほんとに皆さんの周りのママの声です。
多くのお母様は、ご自身がフォニックスを習ったことがないのではっきりよくわからないけど、

  • 「a はアッアッアー eはアエッアエッアエッ」とか発音のイメージ
  • 色んな動作を交えながら、口の動きや発音の仕方を分かりやすく表現してるイメージ
  • 発音を重視してるイメージ

と率直な印象を答えて下さいました。

フォニックスのイメージは、英語の発音学習、口の形や発音を重視しているイメージが多いです。でも、実は、フォニックスは発音学習ではないのです。(衝撃ですね)

発音を学ぶのではない、となると、いったい何をやることなのかというと、フォニックスは、「音素と文字との関連を学ぶこと」なんです。(音素は、英語の音の一番小さな音の単位です)そして、さらに、、(こことても大事です)日本人はフォニックスを学ぶ前に、英語の音の下地作りをすることがとっても大切なんです。

日本にいながらにして、英語をより環境にとりいれていくには何からできるでしょう。

それは、フォニックスを取り入れる前に、たくさん英語リズムをふんだんに使った英語の絵本の読み聞かせや歌、手遊びなどすることです。そして文字に興味を持ちだしたころに、リズムや動きをとりいれたフォニックスを入れていく流れにするととっても効果的なんです。

フォニックスは、英語圏から生まれた英語の学習方法なんですよね。

どう子供達により浸透していくのがよいか考えた時、どうやって日本語をはなすようになったのか振り返ってみました。

A「○○ちゃん、りんごはね、り・ん・ごと発音するんだよ。」「いってごらん、り・ん・ご」

B リンゴを可愛くウサギの形にお弁当に入れて、ほら、この赤くておいしいリンゴ、うさぎになってお弁当にきてくれたよ。リンゴのうたを歌いながらお友達と幼稚園のお弁当楽しんで食べてね~。赤くておいしいリンゴなんて美味しいの♪
幼稚園の子供になってみてください。Aのママ、Bのママ、どちらが、言葉がすーっとはいってきやすいですか?

子供が本当に意味で自然に英語を自分の表現方法として生かしていくためには、経験、体験、歌、リズム、動き、そういったものを加えることでさらに体やリズムを取り入れて実感できるのではないかとおもいました。
お母さんが、りんごっておいしいよね~、このりんごはおばあちゃんがもってきてくれたのよ。今日はったりんごのシール可愛いね、この赤くておいしい果物ってりんごってっていうんだ。と、経験やその時感じた情景、も含めて+α―の楽しみが加わると言葉ってさらに身につくのだと思います。

英語を学ぶ上で大切にしてほしいこと。それは、やはり、言葉は生きているもの。その言葉を発する文化や、情景、五感、表情、言葉の持つ温かみぬくもりを大切にしてあらゆる角度から総合的に心と体にしみこんでいく事が出来たら楽しいですよね。お子さんによって、適切な時期や、適切なフォニックス、是非お子様の発達にあわせたものを選んでほしいのです。
またフォニックスを知っておくと良い理由には、日本語と英語の違いが大きいのです。

日本語は、あいうえお、かきくけこ、と文字を覚えていけば一通りひらがなの単語や文章は読み書きできますよね。漢字を少しずつ覚えていき、なんとか意思疎通はできますよね。
それに比べて、英語は、文字をそのまま読んでも読めないのです。antは、エィエヌティ―とはよみませんよね。フォニックスの音のルールを身につければ、例外もありますが、音素を練習し、組み合わせ、分解したり、くっつけたりして、最後は自分で自由に予測しながら読めるようになっていきます。

でも、読めるだけで意味がわかるかというと、やはり英語の環境に育っていない日本生まれの日本の子供達には、読めてもはっきり意味がわかっていないケースも出てきます。良くフォニックスに出てくるhen(たまごを生むめんどり)やnest(鳥の巣)も英語講師になってから知りました。英語の下地を大切にする歌や、手遊び歌、また英語の発音のみするのではなく体にリズムと動きをしみこませることによって、言葉に命が吹き込まれ、ぐっといきいきします。

フォニックスをとりいれ、より生き生き英語を話せるようになる、使えるようになるためには、発音を意識する練習をすることはもちろん、日本語の違いを認識したうえで、英語の口の動かし方、息の出し方、舌の位置、呼吸、姿勢、リズム、体の動きに至るまで、英語モードにした状態でどんどん発話していくことだと思います。でも全部同時にするって頭で考えると難しいですよね。だから、歌や手遊びや感覚遊びを取り入れたり、沢山リズムのある英語絵本を読んだりして、自然に身につけていきたいのです。

Aloha Smile Englishが2020年に会うべくして出会ってしまったRhymoe。Rhymoe入門講座、Rhymoe Work Shop、Rhymoe Liteトレーニング、そしてRhymoe親子インストラクタートレーニングまで受講しつづけている先に、この春新しく世の中に紹介されようとするRhymoe Phonicsを全国の英語講師の方と一足先にトレーニングを受けています。

Rhymoe(ライモ―)とは、リズム、動き、英語、融合させた英語の自然なリズムを習得するための心と体をつくるユニークなコンセプトの英語教育メソッドなんです。

今現在開講しているレッスンに加え、さらにRhymoe Phonicsを適切な時期のクラスとママも一緒にできる英語をこの春より改たに取り入れていこうとしています。私自身、小さなお子様向けのレッスンは新鮮で、今年よりRhymoe Methodをとりいれているレッスンをしている講師自身の英語力が伸びたのをひそかに実感しているので効果は無限大です。

Rhymoe Phonicsって一言で言うと、
「英語のリズムと動きと英語を文字につなげるメソッド」なんです。

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出典:Rhymoe® Phonics(https://rhymoephonics.com/about/)14Feb2021
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講師が一方的におしえるフォニックスではなく、おうちでもより親子で英語を楽しんでもらえるように、あと伸びする英語の土台をつくっていく目的で生み出されたフォニックスなんてわくわくしませんか?私自身がワクワクしています。

当教室も、現在イギリスで考案されたジョリーフォニックスを年長さんより小中高校生まで採用しています。驚くほど生徒さんの英語へのさらなる興味を引き挙げてくれました。お話で印象づけ、視覚、聴覚、動き、異文化を紹介することで、ふんだんに五感を使い、楽しみながら一つ一つの音素の勉強をしています。
結果、今まで漠然とレッスンしていた英語の発音も丁寧に音素を練習することで上達してきました。自分の力で英語の文字を読めることで読みたい気持ちを叶えてくれました。ジョリーフォニックスを習うためにレッスンの通って下さっている生徒さんもいるほどです。取り入れてからこの1年でどの生徒さんもぐっと英語に対する意識、成長を見ることができました。お母様方の満足度も高くフォニックスを取り入れたレッスンに大満足されています。
今まである既存のクラスはジョリーフォニックスの良いところを生かし、Rhymoe Phonicsの良いところと組み合わせ出来るようにトレーニングが終わったら取り入れていきます。無事トレーニングが終われば新クラス春開設のクラスは、よりターゲットにあった5歳から8歳までの時期にPhonicsを取りいれるレッスンを提供することができるので、より英語の効果を感じていただけると期待しています。お披露目出来るまで楽しみにしていてくださいね。

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